◉ ウッドデッキのメンテナンス
◉ ウッドデッキのメンテナンス
ウッドデッキに必要なメンテナンスは掃除、塗装の塗りなおし、ささくれなどが発生している場合はやすりがけ等があります。
ウッドデッキの素材によってメンテナンス方法は変わるのでウッドデッキがどのような素材でできているかを確認して適したまンテナンスを行います。
◉ ウッドデッキの種類
ソフトウッド(天然木材)
針葉樹でできた木材のことをソフトウッドと言います。
ハードウッドと比較すると安価で繊維の密度が低く柔らかい特徴があります。
デメリットとしては水が入りやすかったり、害虫や腐食菌が入り込みやすいと言ったものがあります。
ソフトウッドの種類にはマツ、ヒノキ、サイプレス、ホワイトウッドなどがあります。
ハードウッド(天然木材)
広葉樹でできた木材のことをハードウッドと言います。
ハードウッドは密度が高く硬い木材です。
硬い材質なので反りや腐食がしにくくメンテナンスコストを抑えることができます。
ハードウッドの種類にはイペ、ウリン、イタウバなどがあります。
人工木材(樹脂)
人工木材を使用するメリットはメンテナンスコストがほとんどかからないことです。
基本的に塗装の塗りなおしや削るなどの工程は必要なく、土埃や汚れを定期的に洗浄すれば問題ありません。
人工木材は材料にプラスチックを含んでいるので直射日光が当たると表面が熱くなるので注意が必要です。
◉メンテナンスのタイミング
ソフトウッド
当社では仕上がりのキレイさもありオイルステインを使っています。
メンテナンス時期はデッキ設置の半年後に1回オイルステインを塗ってください。
この半年後にオイルステインを塗ってメンテナンスをするかどうかが非常に重要で、その後の耐久性に大きく影響します。
その後はできれば毎年、最低でも2〜3年に1度ウッドデッキにオイルステインを塗るメンテナンスをオススメしています。
ハードウッド
ハードウッドは無塗装で使用されることが多いですが紫外線などで木材の色が「白銀化」していきます。
灰色っぽい色味になってきますので、色味を戻したい場合は塗装するなどの処理が必要になります。
無塗装で20年メンテナンスフリーと言われるぐらいなので経年変化を味として楽しむのであれば そのままで構いません。
木材の色味を保ちたいのであれば1〜3年毎に塗装を行いと良いです。
人工木材
人工木材は着色された木粉と樹脂を混ぜて作っているもので、天然木と比較すると色落ちも気になるほどではなくメンテナンスも洗浄程度で構いません。
◉オイルステインの塗り方
1:まず、オイルステインを塗る面のゴミ、油分、汚れなどをキレイに拭き取ります
2:建物の外壁やサッシなど塗料が付着しそうな箇所はマスキングテープや養生ナイロンテープなどでしっかりとガードします
3:オイルステインを塗る面がケバだっている場合はサンドペーパーなどでキレイにします
4:前回の他の塗料が残っている場合は塗膜を取り除きます
(同じオイルステインを塗装する場合はゴミなどを取り除くだけで結構です)
5:オイルステインを塗る前に缶をよくかき混ぜて中身を均一にします
6:ハケまたはウエス(布)にオイルステインを染み込ませて ふき取るように塗っていきます
7:オイルステインの標準塗りは2回が原則です。1回目を塗ってから半日後に2回目を塗ります